引き寄せの法則ステップ3：自分を制御しているマイナスの信念をクリアにする｜ザシークレットで語られなかったエイブラハムの秘密

引き寄せの法則を活用して願いを叶えるためには、さまざまなステップを確実にこなしていく必要があります。

これまでのステップ2までを、着実にこなすことが出来た人は、この記事で解説するステップ3へと入っていくようになります。

ステップ2までの流れと詳細が気になる人は、これまでの記事を先に御覧下さい。

ステップ3では、引き寄せの法則を活用して願いを叶える時に、あなたが願いを叶えることを邪魔するものを取り除いていく工程になります。

これにきちんと取り組むことができれば、その先のステップ4以降でも、躓くことなく進むことができるようになります。

・引き寄せの法則の詳細を知りたい
・引き寄せの法則ってどうやって取り組めば良いの？

こうした疑問を持って、引き寄せの法則を学んでいる人もたくさんいますので、この記事では

・引き寄せの法則の成功を妨げるもの
・あなたの心の内面と向き合う重要性

これらについて、映画『ザ・シークレット』に、賢人エイブラハムとして登場している、ジョー・ヴィターレ博士の解説を入れつつ、引き寄せの法則の秘密であるミッシング・シークレットに10年、自己啓発に20年従事している専門家が解説します。

こちらの内容に関しては、私達リアライズのYouTubeチャンネルでも聴く動画として上げています。

記事を読むよりも動画で聴いて学びたい方は、下部のリンクから動画を活用してみて下さい。

自分を制限しているマイナスの信念をクリアにする

今、自分はクリアになっているのだろうか。このような疑問を持っているならば、それはあなたがクリアになっていない証拠かもしれません。

おそらく、あなたは不安やためらい、怒りといったマイナスの感情を抱いていることでしょう。私が解説する内容の全体のテーマは、ミッシング・シークレットです。

このシークレットとは、無意識の層にある障害、マイナスの信念、制限を取り除くことを目的にしているのです。

これらの障害をクリアにすれば、願望は全て叶えることができます。どんなものでも所有し、どんなことも実行し、理想の人間へと成長していけるのです。

その時、あなたの目の前に、立ちはだかってくる恐れがあるものとは何でしょう。

私の友人マンディ・エヴァンスは、素晴らしいセラピストであり、多くの著書を持つ作家です。

人間は、自分を制限するマイナスの信念を数多く持っていますが、彼女はその中でも、とりわけ多い10の信念を指摘しています。それは次の通りです。

１，自分は人から愛されるような素晴らしい人間ではない
２，何をしていても、他の事をやるべきだったと後悔してしまう
３，まだ願いが叶っていないなら、実現するなんて無理だ
４，自分がどのような人間か知られてしまえば、人に嫌われてしまうだろう
５，自分が一体、何を望んでいるのか分からない
６，自分は人を怒らせてしまう
７，SEXは不潔で汚いものだ
８，願望など抱かない方が気が楽だ。高望みしたら、結局傷つくことになってしまう
９，失敗したら、しばらく気分が悪くなってしまい、再び挑戦するのが怖くなってしまう
１０，もう成果を出していなくてはならないはずなのに

この全てが、自分を制限してしまうマイナスの信念の例です。この信念は、思い込みと言い換えても良いでしょう。

例えば、新車であれ、お金であれ、あなたが願望を抱くときには、必ずその背後に自分を制限してしまうマイナスの信念が潜んでいるものです。

このような信念がなければ、躊躇なく自分の目標を目指して努力し、すんなりと願望を達成しているはずです。

ここまでで学ぶこと

引き寄せの法則のステップ3は、マイナスの信念を取り除くことです。これは、引き寄せの法則に挑戦している人達のほとんどがやっていないことです。

なぜなら、引き寄せの法則に挑戦してみたものの、うまくいかなかった人達が私達のところへ相談に訪れた際に、ヒアリングしてみた結果がそうだったからです。

ほとんどの人が、マイナスの信念を取り除いていないのと、ステップ1で解説した自分にとって望ましくないことを知る、という過程を飛ばしています。

ステップ3まで進むことができたのであれば、まずは自分に素直に、そして正直になって、現在の自分にはどのようなマイナスの信念があるのかを見つけましょう。

マイナスの信念が見つかることは、別に恥ずかしいことでも、愚かなことでもありません。これは人間であれば、誰もが持っていておかしくないものなのです。

例えば、現在はマイナスの信念をクリアにしていたとしても、何か新しいことにチャレンジしようとした際には、マイナスの信念が生まれることもあります。

あなたの心の内面は、クリアリングを行っていればいるほど、良く耕された畑のようなものですから、雑草が生えることは自然の摂理です。

しかし、引き寄せの法則を活用できる人は、その畑という潜在意識を定期的に手入れすることで、雑草というマイナスの信念を取り除いているだけなのです。

ですので、あなたも恐れることなく、自分にはどのようなマイナスの信念があるのかを探ってみましょう。そうすれば、ほとんどの場合で何かしらが見つかります。

これは、見方を変えればチャンスなのです。なぜなら、それによって願いを引き寄せることができる可能性が上がるからです。

マイナスの信念に気付かなかったり、あるいは気付いていても、見て見ぬフリをしてしまうようであれば、このまま先に進んでも必ず失敗に終わります。

このときのポイントは、あなたが頭で考えているマイナスの信念ではなく、潜在意識下にあるマイナスの信念に着目することです。

もし、マイナスの信念がないのであれば、これはジョー・ヴィターレ博士も説いている通りで、引き寄せの法則によって、既に願いは叶えられているはずです。

ですので、重ねてになりますが、自分に素直に、そして正直になって向き合ってみて下さい。

あなたの心の内面に根付いている、マイナスの信念を明らかにしましょう。そして、そのマイナスの信念をこの先でクリアにしていきます。

このときのポイントは、マイナスの信念とは思い込みであり「絶対に取り除くことができないもの」ではないということです。

なぜなら、あなたがこれまでの人生で継続して反復したことによって、植え付けられただけのものであって、生まれたときから持っていた訳ではないからです。

それでは続いて、お金に関するマイナスの信念について、ジョー・ヴィターレ博士の見解を見ていきましょう。

お金に対するマイナスの信念

続いて、お金のことを調べてみましょう。多くの人が共通して、お金を稼ぐためには、もっと一生懸命に働かなくてはいけないといった考えを抱いています。

ところが、それは思い込みであり、必ずしも真実ではありません。

・自分はもっとお金を稼がなくてはいけない
・自分の懐具合を良くするのは無理だろう

あるいは、お金や富があっても、きちんと管理できないといった考えも、全て思い込みなのです。

このような、自分を制限してしまう思い込みが、あなたの願望を引き寄せるのを邪魔しているものの正体です。

これを知り、クリアにすることこそが、引き寄せの方法のステップ3であり、ミッシング・シークレットそのものなのです。

あなたが、いつも考えてしまうこのような思い込みは、ただの思考に過ぎません。それなのに、この思い込みがあなたの願望を全て妨げてしまっています。

お金、恋愛、健康など、あらゆる領域にこうしたマイナスの信念が存在しているのです。

ここまでで学ぶこと

お金という具体的なものにフォーカスしてみると、より自分のマイナスの信念が明確になる人は多いものです。

そして、こうしてマイナスの信念と向き合ってみると、思考の力というものの偉大さを知ることができます。

なぜなら、たった一人の人間の、決して形にはできない思考というものが、人間を萎縮させたり、限界を作ったり、行動を止めたりさせることができるからです。

思考と同じように、目に見えないお化けを信じることはなくても、マイナスの信念だけは、絶対的な存在として君臨していることを疑わない人は多いです。

このように、一人の人間を完全に操作することができる「思考」というものの力を、反対の方向に使えることができるようになったことを想像してみて下さい。

例えば、現在のあなたがマイナスの信念に妨げられている状態を、車のブレーキを全力で踏んでいる状態とします。

これでは、車は絶対に前へと進むことはありませんし、仮にもう一方の足でアクセルを踏み込んだとしても、同様に車は微動だにしません。

しかし、そのブレーキペダルから足を離すことさえできれば、後はアクセルを踏み込むだけで、車は自然と前進します。

人間を萎縮させたり、限界を作ったり、行動を止めたりさせることができる「思考」というものの力を使えば、願いを叶えることは難しいことではありません。

なぜなら、マイナスの信念に囚われているあなたを、これまで「できないから無理」と縛り付け、一歩も動かない状態にできていた程の力を持っているのです。

このような思考の力を、今度はアクセルを踏む方に使えるようになれば「止まることなんて無理」とあなたの意志を無視して縛り付けることも、確実に可能なのです。

まずは、マイナスの信念を見つけ、それをクリアにすることに専念していきましょう。そうすれば、引き寄せの法則を活用できる可能性は格段に上がります。