引き寄せの法則のコツ18選とその実践法について専門家が詳しく解説|ザシークレットで語られなかったエイブラハムの秘密

引き寄せの法則にもコツはあり、それを理解して実践するか、知らずに闇雲に取り組むかによって、願いを叶えることができるかの成否は大きく変わります。

なぜなら、引き寄せの法則のコツを知って実践することは、足場のない崖に足がかりを作ることで、登りやすくするのと同じ効果があるからです。

しかし、引き寄せの法則のコツというものを知るためには「活用が可能であり」かつ「それが効果にきちんと繋がるもの」である必要があります。

つまり、それっぽい引き寄せのコツでは、それっぽい結果を得られるだけで終わってしまい、望みを引き寄せるという本題に辿り着くことがないということです。

・引き寄せの法則のコツが知りたい
・引き寄せの法則ってきちんとしたやり方はあるの?

こうした疑問をお持ちの人もたくさんいますので、この記事では

・引き寄せの法則にコツはある?
・引き寄せの法則のコツ18選

これらについて、映画『ザ・シークレット』に、賢人エイブラハムとして登場している、ジョー・ヴィターレ博士が提唱する、引き寄せの法則の秘密であるミッシング・シークレットに10年、自己啓発に20年従事している専門家が解説します。

こちらの内容に関しては、私達リアライズのYouTubeチャンネルでも聴く動画として上げています。

記事を読むよりも動画で聴いて学びたい方は、下部のリンクから動画を活用してみて下さい。

この記事を書いた人

1982年生まれ。2004年(22歳)から現在に至るまで自己啓発の世界に身を置き、自己啓発のプロフェッショナルとして営業・講演・研修活動を行い、現在の月間セールス日本一の記録も保有しています。

すべて正規に版権を取得しており、自社取扱いプログラムともなっている

  • ナポレオン・ヒル(成功哲学の祖。「思考は現実化する」など成功法則を体系化)
  • ジョセフ・マーフィー(潜在意識の法則)
  • マクスウェル・マルツ(サイコ-サイバネティクス理論)
  • ジグ・ジグラー(自己イメージ改造理論)
  • ブライアン・トレーシー(営業の神様)
  • デール・カーネギー(道は開ける・人を動かす)
  • ジョー・ヴィターレ(引き寄せの法則ブームのきっかけとなった、ザ・シークレットの賢人エイブラハム)

これらすべてのプログラムを所有、実践し、プログラムユーザーへレクチャーしています。

現在のクライアントは法人のみですが、全国に在籍するインストラクターの育成と、プログラムユーザーのフォローサポートも担当しています。

~主な取扱い業務~

大手企業の新入社員研修
営業 / セールスなどの社内講演
オペレーションマニュアルの作成

ナポレオン・ヒル財団|アジア/太平洋本部
公認販社リアライズ オーナー

引き寄せの法則にコツはある?

引き寄せの法則には、きちんと願いを叶えるためのコツがたくさんあります。そのためには、まずは正しい引き寄せの法則というものを理解する必要があります。

なぜなら、巷によくある「感謝することが大事だよ」では、それだけに取り組んでいても意味はなく、その行為の理由と変わる内容を知らないといけないからです。

その証拠に、世の中の引き寄せの法則のコツでは「叶う」「勝てる」と考え、強い信念を持てば、願いが叶ったり勝てるとされているものがたくさんあります。

果たして、本当にそのようなコツを実践するだけで、引き寄せの法則によって願いを叶えることが可能になるのでしょうか?

この答えは、今これを見ているあなたが一番良く分かっていることでしょう。なぜなら、そのコツで願いが叶っていれば、今これを見ることはしていないからです。

これから挙げていく引き寄せの法則のコツを知って、それを実践していけば、願いを叶えることが実際に可能であることを実感できるでしょう。

なぜなら、これから解説していくコツを実践していく中で、あなた自身が変わることになると同時に、今まで「当たり前」にしていた間違いに気付けるからです。

それでは続いて、引き寄せの法則のコツについて一つ一つ解説していきます。

引き寄せの法則のコツ18選

ここからは、引き寄せの法則で願いを叶えるために、必ず知っておくべき18のコツについて解説していきます。

1,引き寄せの法則は頭ではなく潜在意識で働く

まず、引き寄せの法則というものは、あなたの頭の中で働くのではなく、あなたの心の内面、つまり潜在意識で作用するものであることを知りましょう。

なぜなら、どれだけ頭の中で願いを叶えたいと考えていても、潜在意識下で「そんなの無理だ」と考えていれば、そちらが優先されてしまうからです。

例えば、あなたが芸能人と結婚したいと考えていても、それが現実にならない理由は潜在意識下でそれが「現実的に不可能である」と考えているからです。

では、なぜ不可能なのかと言うと、相手の芸能人と接点もなければ、自分が相手と結婚できる根拠も何も存在していないからです。

世の中で「引き寄せられなかった」と嘆く人たちのほとんどは、ただ頭で考えることしかしておらず、自分の心の内面の状況を認識していません。

また、願いを引き寄せるために必要な努力も行動もせず、ただ願うだけで願望を手に入れようとしています。

引き寄せの法則で願いを叶えるコツは、あなたの潜在意識の状況を知り、手入れをして改善することです。

2,引き寄せの実践は願うことよりクリアリングの継続

引き寄せの法則で願いを叶えるコツは、願うことを続けるよりも、心のクリアリングを継続することで、実現へと近付くことができます。

なぜなら、引き寄せの法則における成否の分かれ道は、願うことに在るのではなく、自分の心の内面がどれだけ整っているかによるからです。

心の内面が整っており、望みに向き合うことができているのであれば、その時には人は自然とその達成のために、計画を立てて頑張ることができます。

反対に、人が願望などを諦めてしまったりする時には、必ず心の内面にマイナスの信念が存在しており、それが願望よりも強い力と立場を持っています。

例えば、畑に種を蒔けば雑草も同時に芽生えるように、潜在意識に願望という種を植えれば、必ずマイナスの信念という雑草も同時に育つのです。

引き寄せの法則の実践のコツは、種が成長して実を結ぶまで畑の管理を行うように、あなたの潜在意識も管理して、マイナスの信念を取り除くのを継続することです。

3,望みの前に望まないことを知る

引き寄せの法則で願いを叶えるために、継続して頑張ることができるようになるコツは、望みを知る前に望まないことを知るようにすることです。

なぜなら、そうすることで心の底から願うものが鮮明になり、またそれによって、あなたの願望へ向き合う姿勢が本気になり、継続性が生まれるからです。

実際に、世の中のほとんどの人達、特に引き寄せの法則や成功哲学とは全く無縁の人たちは、こうして自分の願いを引き寄せている現実があります。例えば

・就職する上で大学くらいは出ておかないと不便だから、大学は行っておく
・家もないホームレスなんて恥ずかしいから、住まいは絶対に確保する
・借金するなんて絶対嫌だから、必要最低限、生活に必要なお金を稼ぐ

こうして、望まないことを現実にしないために、そのデッドラインを超えないような状況をきちんと達成しているのです。

それと、望まないことを知ると、なぜ継続性が生まれるかと言うと、あなたにとって「それだけは絶対に嫌」という想いが、願望の焚き火に焚べる薪となるからです。

4,意志を宣言する上で二つの恐怖に打ち勝つ

引き寄せの法則で願いを叶えるコツは、失敗の恐怖に勝つことよりも、成功への恐怖に勝つことが重要です。

なぜなら、あなたが成功への恐怖に畏怖しているということは、それはつまり、あなたが成功を受け入れる体制が整っていないということだからです。

例えば、あなたがスポーツに取り組んでいて、大会で優勝することを願いとする時に「練習もしていないのに優勝なんてできるかな」と考えているとしましょう。

このような状態では優勝はおろか、初戦突破すら難しい状況であることは、誰の目から見ても明らかですよね。

あなたが現在持っている、成功への恐怖というものを詳しく理解しようとすれば、それが実はマイナスの信念であり、あなたを制御しているものだと気付けます。

そして、成功への恐怖を克服することで、あなたの進むべき道と、あなたが身につけるべき在り方というものが明確になり、願いを引き寄せられるようになります。

5,引き寄せられない原因は法則ではなく反対意思

引き寄せの法則のコツに従って、実践してみても上手くいかない原因は、法則への取り組み以外にも、反対意志をクリアにしていないことが挙げられます。

なぜなら、あなたの心の内面に在る反対意思というものは、あなたが願望を叶えようとするエネルギーを妨げる、フィルターの役割を果たしているからです。

分かりやすく例えるなら、あなたの願望達成の意志が車のアクセルペダルであり、あなたの反対意思が車のブレーキペダルです。

現在、あなたが引き寄せの法則によって願いを叶えたくても、動けなかったりすぐに止まってしまう原因は、いつの間にかブレーキペダルを踏んでいるからです。

引き寄せの法則で願いを叶えるコツは、あなたの足をブレーキペダルから離すことです。そのためには、心のクリアリングというものが必要になります。

6,マイナスの信念は無視ではなくクリアにする

引き寄せの法則を実践して願いを叶えるコツは、あなたの内面に在るマイナスの信念を無視するのではなく、クリアにするように努めることです。

なぜなら、マイナスの信念というものは無視したところでその存在は消えず、あなたを引き止め、エネルギーを奪い、潜在意識をマイナスの信念で埋め尽くすからです。

例えば、あなたが潜在意識の畑に願望という種を植え、育てる隣で雑草が生えたとしても、無視しては雑草は増えるばかりで、願望に与えたい栄養も奪われます。

そして、いつしか畑全体が雑草で埋め尽くされてしまい、あなたの願望という種は育つこと無く、潜在意識は雑草に支配されてしまうようになるのです。

もっと現実的に例えるなら、あなたが空腹の時に「お腹なんて減ってない」と考えても、空腹感は消えませんし、お腹が鳴ることが止まることはありませんよね。

そして、それをそのまま無視し続けたらどうなるかと言えば、待っているのは栄養失調による入院か、最悪の場合は空腹による餓死です。

ですので、引き寄せの法則で願いを叶えたいのであれば、あなたの心の内面に在るマイナスの信念を、一つずつクリアにしていく必要があります。

7,紙に書き出すべきは願望よりもマイナスの信念

これも引き寄せの法則のコツでよくあるものですが、目標や願望を紙に書き出すことも大切ですが、それよりもマイナスの信念を書き出すようにして下さい。

なぜなら、目標や願望というものは、本当にそれを叶えたいのであれば、忘れることもなければ紙に書かなくても覚えているし、常に意識しているからです。

逆に、マイナスの信念というものは、気付かなかったものが多かったり、これまで持っていなかったのに、いつの間にか芽生えているものなどもあります。

ですので、マイナスの信念に気付いたらすぐに書き出すようにすることで、問題にすぐに対処することができるようになります。

例えば、あなたの身体にいつの間にか「しこり」が出来ていたらどうしますか?きっと有無を言わずに即座に病院へ行きますよね。

なぜなら、それが悪性の腫瘍などであれば、命の危険性があるからです。同じように、マイナスの信念ができていたら、願望未達の危険性があるのです。

引き寄せの法則の実践のコツとして、マイナスの信念に目を配り、発生したらすぐに対処することは、悪性の腫瘍に対応するのと同じなのです。

8,やりたいことよりやらなかった理由を書く

引き寄せの法則のコツとして、ノートにあれこれ書くというものがありますが、そのほとんどは現実逃避をしているので、願いを叶えるなら現実と向き合いましょう。

なぜなら、あなたがどんなにノートへポジティブなことをたくさん書くよりも、たった一つのやらなかった理由を書くことで、マイナスの信念に気付けるからです。

例えば、毎日筋トレをすると決めたのに、もし昨日は取り組むことをしなかったのであれば、その理由を思いつく限り書き出してみましょう。

すると、最初は「疲れていた」など尤もらしい理由が出てきますが、次々と書いていけば「面倒だった」「実は無理だと思っている」と本心が現れるようになります。

こうしてやらなかった理由を深堀りしていくと、自分でも気付かなかったマイナスの信念に気付くことができます。

世間にある引き寄せの法則のコツは、どうもキラキラしたものばかりが目立ちますが、願いを叶えたいのであれば、こうした暗部へ踏み込んでいくようにしましょう。

9,達成イメージは視覚化よりも感情が重要

引き寄せの法則による実現のコツの一つとして、達成したイメージをするというものがありますが、これは視覚化よりも感情を重視するようにして下さい。

なぜなら、どのようなことであれ、あなたを行動へと突き動かすものは、視覚化によるものよりも感情による力のほうが強いからです。

一応、補足はしておきますが、視覚化によるイメージは大事です。しかし、この時に感情を置き去りにしてはいけない、ということです。

例えば、あなたがお金持ちになったイメージを視覚化するとします。しかし、その裏となる心の内面では「そんなの無理だ」と考えれば、現実では動けませんよね。

この時に、お金持ちになったイメージにおいて、あなたはどのような感情を持ち、どのような気分でいるのかを明確にして、それと現実を同期するようにしましょう。

すると、あなたは視覚化のみのイメージの時とは違って、より強く躍動感や達成へ向けた意欲が湧いてくるようになります。

10,「執着しない」を「求めない」と混同しない

引き寄せの法則のコツとして「執着しない」というものが広く語られていますが、これを「求めない」と混同しないように注意しましょう。

なぜなら、願望を求め、それによって潜在意識へ落とし込んだ後に、初めて次の工程である「執着しない」へと進むようになるからです。

要は、一度しっかりと掴んでから、それを手放すことが執着しないということです。

世の中で、引き寄せることができないという多くの人は、願望を潜在意識へ落とし込む前に、執着しないことに取り組んでいます。

これでは、本当に何も求めていないのと同じ状況になってしまいますから、あなたの潜在意識も「何も求めていないんだね」と認識してしまいます。

例えば、恋愛でも付き合う前の段階では、過度なアピールをしていたら引かれてしまいますし、恋人へ過度に束縛したら、返って逆効果になりますよね。

執着しないことのコツは、願望として潜在意識に根付いていて、自分の中心にある状態ではあるけど、遊び心と余裕を持って、見守ることができるようにすることです。

11,感情の表現は責任を負うために在る

引き寄せの法則のコツとして、感謝や愛情、謝意といったものを祈りとして活用する際には、自分が責任を負えるようになるために使うことを理解しましょう。

なぜなら、意味も分からずにあらゆることに感情を表現しても、本来の効果を得ることができないため、願いを引き寄せることができないからです。

これも、一応補足しておきますが、あらゆることに感情を表現することは大切です。しかし、そこに感情がこもっていなければ、行動自体が逆効果になります。

そして、引き寄せの法則を始めたての人は、まずは自分との対話で「ありがとう」「ごめんなさい」「赦して下さい」「愛しています」を実践することになります。

これまでに起きた事象を放置して、正直に感情を表現しなかったために、現在まで心の内面に残り続けているものに、一つ一つ向き合っていくのです。

例えば、対人関係でもきちんと「ごめんなさい」と謝れたことに関しては、過去として記憶にはあっても、ずっと心に残っているということはありませんよね。

なぜ、これが引き寄せの法則のコツになるかと言うと、感情を表現した事象がマイナスの信念の原因であったり、それときちんと向き合うことで責任を負うからです。

あなたが、きちんと責任を負うことができるようになると、願望に対しても責任を負うことで、引き寄せの法則で願いを叶えるための準備が整うのです。

12,周囲への否定的感情は、内面があなたへ抱く感情の投影

引き寄せの法則を実践する中で、マイナスの信念を発見するコツは、あなたが周囲へ向ける否定的な感情について調べてみることです。

なぜなら、あなたの心の内面で疼いている反対意思というものが、あなたの現実に投影されて、その感情を向けるにふさわしい対象へとぶつけているだけだからです。

例えば、あなたが現在、心の内面で上手くいかないことについて苛ついているなら、自然とあなたの世界にいる、上手く行っている人を見かけるとイライラするのです。

あるいは自分に恋人ができない、恋人と不仲なことに悩んでいる場合には、街中で仲睦まじいカップルを見かけることで、その対象を憎んだり蔑んだりします。

引き寄せの法則で願いを叶えるためには、マイナスの信念をクリアにしないといけませんので、こうした感情からマイナスの信念に気付くようにすることが大切です。

13,外部の世界が変わるのは内部の世界が変わるから

引き寄せの法則を活用して願いを叶えるコツは、自分の心の内面に在る世界の「当たり前」を変えることです。

なぜなら、人が経験する出来事を決定するのは信念であり、あなたの外部や周囲に原因など存在しないからです。

つまり、今ある現実が嫌だと感じている場合には、あなたの内面に在る反対意思に気付き、それをクリアにする必要があります。

そうすれば、自然とあなたが変わることで、あなたを取り巻く外部の世界もそれに応じて、あなたが望むように変わっていくのです。

もし、あなたが引き寄せることができず、望まない現実が在るのだとしたら、それはあなたの願望に対して、潜在意識にそれ以上のマイナスの信念が対立しています。

引き寄せの法則とは無意識で働いているものであり、無意識に妨害するものが何も無い時に願望が実現します。これが心の内面がクリアになっているということです。

14,ゼロ地点とは潜在意識が中和された状態

引き寄せの法則における最大の課題であり、引き寄せるためのコツは、潜在意識の状態を完全に調和の取れた、マイナスの信念がないゼロ地点を目指すことです。

なぜなら、すべての人間がマイナスの信念を持ち合わせており、このウイルスのような信念によって、あなたの言動のすべてが操られてしまうからです。

例えば、あなたは周囲の誰かの質問や、発言によって不快にさせられたとき、その相手に対して不快感を持つものです。

しかし、これは実際には不快にさせられた内容というものは、相手にあるのではなくあなたの記憶にあるものなのです。

人は誰でも、信念かインスピレーションのどちらかに基づいて行動していますので、あなたの心の内面にマイナスの信念があれば、現実もマイナスの世界になるのです。

この時、マイナスの信念がクリアであれば、今度はゼロ地点における聖なる存在、つまりあなたを後押しする、潜在意識のインスピレーションで動くようになります。

この状態こそ、引き寄せの法則でどんな願いでも叶えられるようになるためのコツなのです。

15,宇宙とは空間ではなく潜在意識

引き寄せの法則のコツとして、よく「宇宙と繋がる」と言いますが、これは、宇宙という表現は空間としての宇宙のことではなく、潜在意識のことを指しています。

なぜなら、引き寄せの法則に限らず、ナポレオン・ヒルの成功哲学でも、マーフィーの法則でも、自己啓発では自分の内面に宇宙が在るという表現をするからです。

ですから、よく「宇宙と繋がる」の意味を勘違いして、地球の外側に在る空間としての宇宙のことと繋げている他業種の人がいますが、これらは誤りです。

あなたの内面に在る宇宙とは、地球の外側の宇宙もまだ解明されていない部分が多く、未知に溢れているが、その力は確かに在るという意味で使われています。

例えば、ナポレオン・ヒルの名著「悪魔を出し抜け」は、悪魔が実在している訳ではなく、あなたの消極的心構えのことを、悪魔と呼称しているだけなのと同じです。

16,果たす役割に気付けば決断も行動もできる

引き寄せの法則によって願いを叶えるために必要なコツは、あなたが果たす役割に早く気付くようにすることです。

なぜなら、心の内面をクリアにした状態で、あなたが人生で果たすべき役割に気付けば、インスピレーションに従って即決即断で行動することができるからです。

例えば、今この瞬間にも、あなたの心の中では無限のインスピレーションが湧き出ていますが、そのそれぞれに選択肢はありますか?それともありませんか?

本来の、引き寄せの法則が活用できる状態にあれば、このインスピレーションといったものに選択肢はありません。なぜなら、やる以外にないからです。

では、なぜインスピレーションに選択肢があるのか?というと、それはあなたの心の内面にマイナスの信念があるからです。

そして、あなたが人生におけるオーケストラという演奏団体で、どの楽器を演奏することになっているのかを知るのが、果たす役割に気付くということです。

そこにいる全員が、それぞれの役割を持っているので、あなたの役割が何なのかを知り、練習に励み、演奏に参加しないとオーケストラは台無しになってしまうのです。

17,達成プロセスに無限の可能性を用意する

引き寄せの法則のコツとして、あまり知られていないものとして、願いを叶えるための達成プロセスに、無限の可能性を用意するというものがあります。

なぜなら、達成プロセスをあらゆる可能性にまで広げることで、願いを引き寄せるための可能性を高めることができるからです。

例えば、自分の可能性をたった一つに託してしまうと、開けられるドアは一つしかなくなってしまいますので、開けられるドアの数を増やしておくのです。

こうすることによって、別の引き寄せの法則のコツでもある「執着を手放す」といったことも連携させられるようになります。

「一つの可能性を引き寄せられないなら引き寄せじゃない」と言われそうなので補足ですが、これはあなた自身を欺き、自己を破壊してしまうのが問題なのです。

なぜなら、あなたが自分を欺いて、自分はこれでしか成功を得られないと思い込んでいるのであれば、今すぐにそのマイナスの信念をクリアにする必要があるからです。

例えば、あなたが宝くじでしか富を得られないと考えているのであれば、これは誤りですよね。

どう考えても心の中の障害を取り除き、インスピレーションによって行動を起こした方が、より確実に手っ取り早く富を引き寄せることができるのです。

では、なぜそのようにしないかと言うと、そこに自分でも気付いていないマイナスの信念が潜んでいるのです。

18,引き寄せの本質は心を開き、与えること

引き寄せの法則の本質にも繋がるコツは、あなた自身の心を開き、相手からの返報などを期待せず、自ら与えることです。

なぜなら、与える量に比例して受け取る量も多くなり、与えれば与えるほど、あなたは受け取ることができるようになるからです。

これは、あなたが相手に心を開いて与えようとする時に、自分がいかに力を発揮できるかが重要であり、出し惜しみをしないことで、心がもっと広くなるのです。

あなたが、相手に発揮した力が大きければ大きいほど、相手もそれに感動して同等かそれ以上のもので返してくれるようになるものです。

そして、出し惜しみもしなければ、それは鏡の法則によって、相手もまた出し惜しみせずに返してくれるようになるでしょう。

これもまた、可能性の扉を無限に開くコツとも繋がり、執着を手放すコツとも繋がってくるのです。

引き寄せの法則のコツから学ぶこと

引き寄せの法則のコツは、すべて実践できていないとダメなものですので、どれか一つが出来ているからといって、願いを引き寄せられるわけではありません。

なぜなら、引き寄せの法則のコツのそれぞれが一つの歯車であり、これらのすべてがきちんと回ることで、初めて引き寄せの法則として機能するからです。

そして、引き寄せの法則のコツについて見ていくと、その多くがマイナスの信念をクリアにすることを目的にしていることに気付くことができます。

つまり、それだけ引き寄せの法則の実践において、マイナスの信念というものは、願いを引き寄せられるかの成否の鍵を握っている存在である、ということです。

今回は、引き寄せの法則の実践における、皆さんが興味をお持ちの「やり方」にフォーカスを当ててコツを紹介してきました。

もちろん、引き寄せの法則のコツには、やり方以外にもサポートチームを置くなどの補助的なものもたくさんありますが、長くなるので割愛しました。

引き寄せの法則のコツをしっかりと掴んで、自分の願いを叶えることができるように実践に励んでいきましょう。